Translated by momo * Tobey Maguire on the Tonight Show with Jay Leno * Feb 21/00 ゜ ゜ ゜ ゜ ゜ ゜
●Jay・・Jay Leno:ジェイ・レノアメリカのトークショー、[Tonight Show with Jay Leno」司会者。 番組には、毎回豪華なゲストが登場。時事問題から芸能ネタまでジョークでくるんで何でも話題にしてしまうジェイ・レノは、国民的人気を得ている。 ●Howard ・・Howard Stern:ハワード・スターン ラジオDJで、下品さと毒舌が売り物。超過激なトークで、その際どさは日本だったらあり得無いほど。何でもありの彼の番組は、全米で人気。 ゜ ゜ ゜ ゜ ゜ ゜
Jay:さあ、お次のゲストは素晴らしい若手俳優です、『プレザント・ヴィル』、『アイス・ストーム』、それに今年のアカデミーにノミネートもされた『サイダー・ハウス・ルール』の出演でもご存知の・・この映画は大好きだ・・いい映画だよ・・ Jay:それは、いいとして・・。彼はね、新作でマイケル・ダグラスと共演してるんだよ・・映画評もとてもよくてね・・今週に始まるよ。では、どうぞ、トビー・マグワイアです・・(音楽) Tobey:どうも(観客の拍手、座る) Jay:えっと・・前にハワードに会ってたかな? Tobey:ああ・・うん・・えーと、舞台裏で会ったよ、以外だったけど、ハワードっていい人だね。 Jay:まあね・・ Howard:さっき、彼がいる部屋の壁を叩いてたのさ、・・ってのは、彼の話し声が大き過ぎて、この番組の準備してたのがぐちゃぐちゃになっちゃってねえ、で、オレ達ちょっとおしゃべりしてみたってとこ・・いやぁ、いい男じゃないか、控え室には女がたくさんいたようだしさ、あの取り巻きは誰なんだい? Tobey:ありがとう・・まぁ、仕事関係の人達と何人かの友達とそれと・・ Howard:君ってさぁ、まるで・・それは、いいとして・・じゃぁ、君は・・なんだよ、ジェイ、会話中なんだぜ。 Jay:さ、何から始めようか・・ちょっと聞きたいんだけど、ハワードが君のこと、どう言ってるか知ってたかい? Tobey:いや・・まぁ、ハワードには何度かメチャクチャ言われてるけど。友だちのケヴィンから電話があって、今朝、ハワードの番組で、おまえの事メチャクチャ言ってたぞ、ってね。で、僕はそれを聞いて嬉しくなってワクワクしたよ。 Howard:ウレシイだって?コテンパンに言われた連中はたいがい、オレのケツに一発ケリ入れたくなるハズなんだけどねえ。 Tobey:いや、僕は気に入ってるよ・・なーんて、実のとこ、あなたにゴマすってるだけなんだけど・・それっていうのも、あの女性、ライラ(注:ハワードのトーク番組"ハワード・スターン・レディオ・ショウ"の出演者)に会いたいって思ってるからなんだ。 Howard:ああ、ああ、わかったよ、みんなライラに会いたいのさ・・でもま、オレの許しが無きゃライラに会うなんて無理だからな。 Tobey:マイッタなぁ! Howard:いやまぁ、マジに言うけど、君ってイイ男だね。ディカプリオみたいだぜ。いろいろやってるんだろうね?女の子もいっぱいいたりしてさ。どう上手くやってるんだよ? Tobey:僕には彼女がいるよ、とても・・ Howard:そうそれ!その彼女ってのは、なんなんだよ? Jay:彼はね、シャーリーズ・セロンとラブシーンがあったんだよ。彼女のこと、知ってる? Howard:知ってるよ。で、どうだった? オレも映画出たことあるから聞くんだけど・・オレが女性とラブシーンやった時はさ、そのシーンの間中ムラムラしちゃってさ。ジェイ、正直に言うけどさ、オレの結婚生活も終わりかな、って思ったんだぜ、・・ああ、わからないよ、シャーリーズの名前がどこからともなくやって来て、どんなにオレの人生に入り込んでしまったかなんてさ・・でさ・・君がシャーリーズ・セロンと一緒だったとき、君に何が起きたかのかな・・その、ラブシーンの間のことなんだけど。特にアソコの部分・・そこんとこ、詳しく・・。(観客から笑い)まじめにさ・・オレ達に、ちゃんとまじめに答えて欲しいんだけど・・「その気」になっちゃったりしなかったのかい? Tobey:いや・・ならないよ・・ホントには・・(オオ〜〜、観客からブーイング) Howard:ジェイに聞いてみよう。君はどう、シャーリーズ・セロンに「その気」になるだろ? Jay:ううん・・と、そう、俳優としてなら、その登場人物がその気になるって思うよ、それに、自分がその人物を演じるんなら、イエス、って言うに違いないね、あくまでも登場人物がそうなるってことだけど。(同意するトビー) Howard:若いね・・きっと高校じゃ、女はべらかせて精力絶倫でそれで・・ Tobey:いや・・いやそんなことないよ、だから俳優になったわけだし・・ Howard:そうだ、君はいきなりシャーリーズ・セロンと映画に出ても、その気にならないんだね? Tobey:僕の彼女がバックステージにいるんだよ・・そんなことしゃべれないよ。 Howard:そう、君の彼女は気付いた方がいいなぁ・・これが人生さ・・2年後には彼はいないって。嘘じゃぁないぜ。 彼女をここに呼ぼうよ・・ Jay:(不明) Howard:彼が、誰とセックスしてるのか見たくないのかい?連れておいでよ・・ Jay:ああ、ハワード、もうカンベンしてやれよ。 Howard:結婚するつもりなわけ?何考えてんだよ? Tobey:あぁ・・そのことは話したくないよ・・ Jay:君の経歴について話そうよ・・このあたりで育ったんだよね? Tobey:ああ、そうだよ。 Jay:それで仕事するようになったの? Howard:オレは黙ってるよ・・ホントわかんないよなぁ・・結婚しちまうのか・・ Jay:彼は結婚しないってば! Howard:彼はさ、完全にのっぴきならないトコまでいってるよねえ。・・この男なら何千人もの女の子をモノにできるだろうってのに・・わかんないぜ・・恋する男ってヤツかい? 今24だって?愛が何かってこと、わかってないんじゃないの? Jay:ハワードはわかるってのかい? Jay:じゃあ、これを聞こうか・・初めは俳優になりたかったわけじゃないんだよね、シェフになりたかったんだって? Tobey:コックになりたかったんだ・・なりたいものはいくつかあったんだけど・・ Jay:コックかい、シェフかい?こりゃ、バーガーか、フライかってことみたいだな・・ Tobey:僕は子どもで、その違いについてなんて考えて無かったんじゃないかな・・でも、選択科目として、料理の科目もある家庭経済学を取るところだったんだ・・そしたら、母が代りに演劇の授業を取るなら100ドルくれると言うんで・・11か12の子どもには、それは大金だったからね。 Jay:それで、どういうところから始めたの?コマーシャルをやったんだよね? Tobey:いくつかコマーシャルに出たよ。そう、それで・・でも本当のところ、コマーシャルの仕事は、働いて稼ぐって以上のモノを僕に与えてくれたんだ・・10年も付き合ってる親友の一人にも、その時会ったし・・それに・・ええと・・ほら、楽しかったし・・お金を稼いで・・その上、僕は、マクドナルドのコマーシャルで会った女の子のおかげで童貞喪失したんだ。(観客、拍手喝采) Jay:おい、ちょっと待てよ、そういうコマーシャルって、だいたい30秒ぐらいだろう・・・30秒より長いはずないよなあ・・(観客、笑い) Howard:彼女をここに呼ぼうよ!! Tobey:それに・・それに、今も30秒より長くなってないと思うよ・・。 Jay:今までそんなの聞いた事なかったよ・・マクドナルドのコマーシャルで、みんながセックスするなんて思いつかなかったなぁ・・いやぁ、びっくりしたねえ。 Tobey:ああ、10年も前の話だけどね。 Howard:そうかい、じゃ、ロナルド・マクドナルド、オレのこと口説いてみな。 |