Translated by momo

Hot Pop 30-various celebrities intervew other celebriteies
Tobey Maguire by Sara Gilbert


Sara: じゃあ、そうね、2〜3年前に時間を戻して想像してみて。私は家を買ったの、一人で住むって決心したわけね。それから1週間たって、あなたに電話して頼むのよ、「お願い、引っ越してきて」ってね。
 で、知りたいんだけど。わたしがやることであなたを怒らせることって何だと思う?







Tobey: ルームメイトだったらどうなるか、ってことだね?ホントはばかげたことだって思うけど。
君がシリアルの箱を開けっ放しにしてることで、僕の気がおかしくなっちゃう、っていう事かな。どうして君がフタをしないのかわからないよ。それに箱を開けるとき、閉められなくなるぐらい、ばらばらに箱を引きさいちゃうだろ。(笑)それがちょっとシャクに障るね。あと、冷蔵庫も、じゃないかな。絶対食べきれないくらい、食料を溜め込んでるよね。冷蔵庫に、ばかみたいに食料品のカタマリがあるんだ。きっと、僕はそのままにしとくことにするね。













Sara: ええ、いいわ。じゃ、あなたがわたしをいらいらさせることって何だか知ってる?



Tobey: 言ってみてよ。そう来るんじゃないかと思ってたんだ。



Sara: わたしはこう思ってる、トビーは、トイレットペーパーっていうものが、無くならないものだと思ってるのかしら?
それから、洗剤がいつまでもあるもんだと思ってるのかしら?ってね。






Tobey: そうかい。だけどトイレットペーパーは−−とにかく論点じゃないね、だって、僕はそんなことしないし、君もしないだろ?




Sara: しないわ。
わたしたちのお客のことを言ってるのよ。



Tobey: ああ、そうだね。


Sara: もう少し真面目にやりましょうか。
もともと、15の時から、同じ友だちがたくさんいたのよね。わたしたちが会ったとき。
あなたは、ステッチのついた、明るいブルーのスエットを着て、おじいちゃんみたいな大きなメガネをかけてた。それにとってもダサかったわ。
今はあなたはとっても変化して、より多く自分を見つけた。
そういうことからすると、あなたの友情は、どんなふうに変ったのかしら?











Tobey: 本当にはわからないよ。
違う服を着る事と、僕の友情がどんなふうか関係づけるなんて難しい。




Sara: わたしは、みっともないスエットをやめて欲しかっただけ。それだけだから。(笑)
でもねえ、あなたが感情的にとても変化したのは本当にはっきりしてるわ。





Tobey: だれか友だちが、そのスエットをどうにかしようとするだろう、僕はそうするのを見て、半年前だったら、そんなのおかしくて笑ってたね。
今だったら、1歩下がって、何にも言わないよ、ほんとに。
結局さ、僕の友だちへの愛は絶対的なものなんだ。








Sara: 20代初めに、人の資質を決めるものごとって、何だと思う?



Tobey: 責任を持つようになって、自立することが全てだね。
はっきりしてることだけど、最初にやる事は、経済的に自分が独立できるよう責任を持って、自分自身を支えることなんだ。
それから、自分の行動に責任を持つような事も。







Sara: ええ、自分が選んだことにね。


Tobey: それに、夜寝る時、どんなふうに感じるか。
それは、僕は信じてるけど、どんなふうに行動したか、っていう直接の結果なんだ。
もし人生が幸せじゃないのなら、あるいは、つらい時を過ごしているのなら、おそらくはたいてい、そこに人生を生きるのに必要な何かがあるはずなんだ。
でも、僕はつらい時を過ごすことが、悪い事だとは思わない。
20代に学ぶ他のことは−−いつもうまく行くわけじゃないって事と、つらい時っていうのは、成長する過程の一部だって受け入れることだよ。













Sara: オーケイ。あなたは、『サイダー・ハウス・ルール』と『楽園をください』が同時に公開になって、たくさんの名声やものごとがこの年末にどっと押し寄せて来るわね。
あなたがそれを恐れているのかっていうのと、どう感じてるのか知りたいわ。
どちらかっていうと名声やなんかは、ないよりあった方がいい?









Tobey: そうだね、あった方がいいだろうね、さもなければアーカンサスで地方劇場か、何かやってただろうね。
僕には入り混じった感情があるんだ。
10年も俳優をやってるけど、名声っていうのは面倒なものだと思ってる。
その難しい部分をうまく扱えればものすごい挑戦になるし、自分の性格を強くして、名声の悪い面に影響されないで済む。
ぼくは恐れてるし、興奮してるし、ためらいを持ってるし、不安もある。
真実、それに対して矛盾してるんだ。













Sara: あなたの映画を見た時、この人たちはなんて一流なのかしら、って思ったわ。
あなたにとってこんなに素晴らしいプロジェクトってないわね。
成功する人って、その要素にどれだけの管理する力を持ってるんでしょうね?







Tobey: 僕には、とても明確な夢があるよ。
基本的に、一度あるドアを閉めるんだ、それから他のドアを開ける。
そう、僕が夢で自分で決めた約束の中では、ある適切な時期にたくさんの他のドアを閉めていくんだ。
すると、そうしたことで自分の夢に向かってもっと真直ぐにドアが開いていくんだよ。










Sara: オーケイ、一般的に、人がセクシーだというのは何によると思う?



Tobey: 君の強さはほんとにセクシーだと思うよ。


Sara: そのこと、ちょっと話してみて。


Tobey: 物事がはっきりしてない場合、暗示されているだけの場合、でだけど。
僕は、人に用意して差し出されるよりはむしろ、自分からその人のところへ行ってみたいんだ。わかる?
好奇心が向く所を、ちゃんと調べたいんだよ。
そんなようなことさ。そのほうが、もっとすごく楽しいもの。









Sara: わたしは、いつも、人が自分がだれなのかって分っている時がほんとうにセクシーだと思う。



Tobey: そうだね、人って自分でいるときが心地いいんだよね。無茶なやり方でなく、ってことだけど。



Sara: ほんとにそう。


Tobey: ほとんど心を落ち着けるようにしてね。


Sara: そんなふうに考えてる?


Tobey: どうかな。
20代でいるときに、物事に気付いて、それを保っていくことだよね、だってさ、それからあとを前向きにやっていくために気付くってことだもの。